今日も今日とて社会戦線に異常ナシ。
戦線は常に異常ナシが正解。
異常があることが異常ナシ。
出所して6ヶ月という時間が経過。
満期を迎えて2ヶ月、アタシの生活は特に変化もなく、
日々、言葉に出来ない違和感を抱いておりますw
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🏭 新入訓練工場という場所
刑務所というところ 第8話にて、
ついに「受刑者」としての階段を登り始めたのですが、
そこはまだ「新入訓練工場」。
関連記事:ログ0053 刑務所というところ 第8話 受刑者の階段を昇る IN喜連川社会復帰促進センタ
言うなれば、受刑者量産工場な訳である。
今回は、そこで何が行われ、
どのように配役(刑期を過ごす工場)が決まるのかを、
アタシ視点で書いていこうと思います。
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📌 配役はほぼ決まっているという現実
ぶっちゃけ、考査工場
(喜連川に着て最初に過ごす工場)で、
ほぼ配役される工場は確定していると言ってもいいと思われる。
その上で、新入訓練工場での過ごし方で
最終ジャッジがされていると考えて、
多分、間違いない。
まさかの、飯を食うスピードまで見られているのだ。
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✂️ 折鶴作業と「新訓」
8話でも書いたが、
アタシがいた頃は、折鶴。
千羽鶴の材料である「鶴」を作り続けるという作業が待っている。
この作業、実は考査期間の単独室でも行っており、
作業内容は同じ。
ただ、居室では行わず、
工場=新入訓練工場で行う。
ちなみに、この新入訓練工場は
通称「新訓」と呼ばれている。
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🟥 新訓工場の「衛生受刑者」
ここで出会うのが、
「新訓工場の衛生受刑者」である。
受刑者ヒエラルキーにおいて、
「衛生」は上位受刑者である。
ちなみに、8話で書いた
「PC科」でのお世話掛も、
同じく新訓衛生が行っていた。
この衛生の見た目の違いは、
「赤い帽子(キャップ)」を被っていることだ。
一般受刑者は「緑の帽子(キャップ)」である。
🎩 赤帽と緑帽の決定的な差
この「赤」と「緑」の差は大きい。
原則、工場内での単独行動が
許されているかどうか。
受刑者は原則、刑務官の立会が必要だが、
赤帽に関しては、それに準じない。
帽子の色に各刑務所の差異はあるかもだが、
衛生と一般受刑者の差は、とにかく大きい。
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👥 新訓工場の人員構成
この「新訓工場」においては、
一般受刑者はおらず、
衛生である赤帽しかいない。
アタシの時は2人居たが、
本来は4人だったらしい。
他の2人は調査になって居なかったw
この調査については、
また番外編にて詳しく書こうと思うが、
要は不正を働いて居なくなっていたのだ。
とりあえず、この2人が
お世話係兼、教育係な訳だ。
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⏱ 新訓の構成と期間
新訓工場は、前期と後期に分かれている。
各一週間、計二週間の訓練期間である。
最初に言っておこう。
この新訓の衛生、
メッチャムカつくのだw
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😠 嫌味とマウントの日々
折った鶴の合否判定を、
この衛生が行う。
嫌味な言い方で、
折り方を指導してくる。
わからないことがあれば、
工場担当刑務官に挙手をして願い出る。
📋 作業指導の流れ
こんな感じだ。
まず挙手をする。
⬇️
担当刑務官が指を刺して
「ヨシ」
と許可がでる。
⬇️
「作業指導願います」と、
結構張った声で願い出る。
これ、気合い入れないと
何度もやり直しをさせられるw
(2021年当時)
⬇️
赤帽の衛生がやってくる。
⬇️
こんな感じ
「さっきの指導通りにやってみたんですけど、どうですか?」
と訓練生である受刑者が聞く。
⬇️ 新訓衛生回答。
「さっきと変わってないですよねぇ。 話聞いてました?日本語分かります? 変わってないのに呼ばないで貰えますかぁ」
という感じだ。ヤバすぎるだろ。
💭 心の中では
アタシは思った。
「……煽ってんのか、
または、喧嘩売ってんのか?」
とw
常時こんな感じで、
マウント全開だった。
当然、訓練生はこぞって、不満タラタラw
ここに記載できない文言で罵倒していたw
⸻
🐕 衛生というポジション
とにかく、偉そう、高圧的。
言ってしまえば、
刑務官の手先だ。
いや、犬だ。
忠犬だ‼️w
アタシは思った。
絶対に新訓の衛生になってはならないとw
恨みしか買わない、悲しいポジション。
🔍 後になって分かること
彼等も、好きでやっている訳ではない。
刑務官から、そうするように言われているのだ。
証拠に、
一般社会では許されない指導の仕方を見ていても、
容認しているのだから。
後々、この衛生と話す機会が沢山あったが、
めっちゃマトモで、めっちゃいい人達だった。
結局、刑務所の教育方針が
一事が万事これなのである。
閉鎖空間は、おかしな空気を醸成していくのだなと、
この時も思っていたし、
いまも思っている。
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📚 昼休憩と突然のブチギレ
そんな生活を送りつつ、
昼の休憩時間中に、
購入本や差入れ本の配布が行われた。
アタシは差入れ本があったので、
担当前に呼ばれた。
そこで工場担当が、
「間違いないか?」
と聞いてきたので、
何が差入れされたのかは把握していたので
「間違いありません」
と回答したのだが……
💥 いきなりブチギレ
言い方はこんな感じ。
「テメーは何の確認をして、
間違いねーっつってんだよ?
舐めてんのか?
確認してねーだろ!!」
アタシ
???「ハァ?」
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⚙️ 刑務所的ロジック
要は、本ではなく
「閲覧票」という許可証が、
自分自身の物か確認しろ、
ということだったらしい。
アタシは思う。
だったら、まずは説明だろ?!と。
これが刑務所の実態である。
🧠 わからない前提でやらせる場所
わからないのが分かっていて、やらせる。
間違える。
そして、指導をする。訓練生全員の前で
見せしめだ。
アタシは、この瞬間悟った。
「あー、なるほどね、そうくるかっと」
要は、
揚げ足をどれだけ取るか、
取られないかの場所だという事だ。
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📣 二週間目、そして呼び出し
そんな不条理の二週間。
とりあえず、ひたすら大人しく、
ハイハイ言って居た訳だが、
二週間目に入ったところで、
作業中にいきなり呼び出される。
こっちは、
「へ?なんかやらかしたか?」
となるが、
予期せぬ面接が待っていた。
🏅 金線職員との面接
※画像はイメージww 参謀モールとかありえんw
新訓後期、
折鶴に集中していた最中に呼ばれる。
待っていたのは金線職員。
そう、幹部職員だ。
正直、恐怖したが、
とても良い人だった。
この後、出所までに
何人もの金線職員と話す機会があるのだが、
幹部職員は、至ってマイルドな人が多い。
狂っている奴が多いのは、
一般職員、
銀線の刑務官だという事実が、
現実だということだ。
🗣 面接の中身
話を戻そう。
その幹部職員との面接で
何が行われたのか。
簡単な自己紹介。
大学どこです?
仕事何してました?
スポーツは?
的な感じだった。
で、言われたのは、
「介護とか大丈夫?」
答えはもちろん、
「はい、全然平気です
(やった事ないけどw)」
面接といっても、
部屋ではなく、
通路の片隅で立ち話形式だ。
面接はこれで終わり。
⸻
📢 配役発表
日はバラバラだが、
この「金線面接」、
何人か呼ばれていた。
そして、新入訓練二週間の最終日。
朝食後、
配役工場が各部屋で行われる。
名前は呼ばれず、
各受刑者に与えられている
【呼称番号】で呼ばれる。
そして、アタシは――
「0000番 1区1階 衛生」
という、
衝撃的な告知を受ける。
そう、
喜連川社会復帰促進センターで
最初に経験した、
考査工場の衛生だった。
アタシは思う、金線面接の「介護」
どこいったとw
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次回
➡️ 刑務所というところ 第10話
ツーブッロク刑務官との再会(仮)
Soundtrack while writing:Alexandoros「閃光」
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