2025年11月22日土曜日

ログ0043 刑務所というところ 第7話 ついに刑務所へ移送【喜連川社会復帰促進センター】前編


ついに刑務所へ移送【喜連川社会復帰促進センター・前編】



今日も今日とて社会戦線に異常ナシ!


ログも43本目。独自ドメインにしてから毎度AdSenseに落とされ、

「Google先生……アタシの何が気に入らないんだ……」と枕を濡らす日々。

元受刑者には優しかったのに、独自ドメインには容赦ない。何故だ。


そんな愚痴はさておき――

ついに来ました、第7話。

やっと、そしてようやく刑務所に辿り着く話である。





🏷️ 0章:アタシは「元受刑者」ではなかった


ここまで「元受刑者」と言い続けてきたアタシだが。


実はこの記事を書いている4日前まで“受刑者”だった。


仮釈放とは、外の世界にいても“見えない鎖”がついている状態だ。

白か黒かで言えばグレー。いや、黒寄りのグレー。

ブログ上ではあえて「元」とぼかしていたけど、実態は違う。


そして今回の話を書くために、アタシは満期を待っていた。

だって受刑者のまま施設名を書く勇気はさすがに無い


晴れて鎖が外れた今、やっと言える。


「喜連川社会復帰促進センター」についてガシガシ書く


多分ねw





📦 第1章:東京拘置所「赤落ち部屋」のリアル

受刑者になると、まず「赤落ち部屋」に移される。


ここでは未決と違い、土日以外は作業が義務。

アタシが担当したのは――


紙袋作り。


単純作業だけど、綺麗に作るにはコツがいる。

ここでも“番席制”が導入されていて、先任の受刑者が仕事を教える仕組み。

改めて思うが……職員、仕事しねぇなw


そして、あの“大型・中型・小型”世話係トリオもここに健在。

移送待ちの新人受刑者をサポートしてくれていた。





👕 第2章:服装規制の地獄「ミドリムシ」と「紙パン」



未決と受刑者で大きく異なるのは――


服の自由が死ぬ。


下着・肌着・靴下以外すべて“指定品”


そして最悪なことに、

この移送待機期間はその3点すら“使用不可”


着るのは通称「ミドリムシ」

緑色で、圧倒的ダサさ。魂にデバフがかかる。


パンツは通称「紙パン」

紙みたいな質感で、しかも共有。

シミあり多数。精神的ダメージは計り知れないw


全員が同じ願いを持つようになる。


「早く移送されて、自分の下着を履かせてくれ……!」





🧠 第3章:分類(IQ・心理・学力テスト)と伝説のカンニング爺さん



移送待ちの期間に行われるのが「分類」

行き先を決めるための“総合評価テスト”だ。


  • IQテスト
  • 心理テスト
  • 学力テスト(中学レベル)



そして事件は起きた。



隣の爺さん、アタシの答案を丸々カンニング

別にカンニングは構わん。

だがアタシは忠告しておくべきだった。


「爺さん、氏名欄だけはカンニングしたらアカン…!」


結果、爺さんは職員にガッツリ怒鳴られた……。

アタシは笑いながら心の中で土下座した。すまん爺さん。





📦 第4章:紙袋を作り続ける日々



分類が終わると、また紙袋を作り続ける毎日。

◯レッジバンガード等、有名企業の紙袋も大量に作った。


まさか受刑者が作ってるとは誰も思うまいw





🚌 第5章:ついに移送確定。行き先は「喜連川」



アタシの赤落ちは2021年5月11日。

移送が決まったのは5月26日。2週間チョット――これは早い。


27日早朝、共同室で起床し、荷物確認。

地下に降りると行き先別にカウンターのように並ばされる。


この時点でもまだどこに行くかは知らない。


そして告げられた。


「今日、喜連川社会復帰促進センターに移送になります」


「よし!」

「栃木か……遠いな……」

複雑な心境が同居する。


雨が降る寒い5月末、バスに乗せられアタシは移送された。



ごめんなさいw。結局まだ刑務所に到達できないorz


📘 後編予告

後編は必ず喜連川社会復帰促進センターに辿り着く!なぜならこの前編でちゃんとバスに乗ったからだww

喜連川社会復帰促進センター、そこは名前が違うだけでただの「刑務所」だった件、というか普通の刑務所よりなんなら厳しいというジョークw



📘 番外編予告

アタシの仮釈放期間は4ヶ月だった。


実刑5年6ヶ月のうち、どうして4ヶ月なのか?

仮釈放の仕組みと裏側については――

いやそもそも、裏側なんて知っているわけはないけどwww

📌 番外編でそれなりに解説する。乞うご期待。

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