「Windows10終了と古PCの行方」
今日も今日とて社会戦線に異常はナイけれど、OSには異常アリ。
どーも、ベーさんです。
出所からまだ3ヶ月も経っていないというのに―― Windows10のサポート終了というニュースが飛び込んできた。
「ウソだろ?まだ社会に慣れてないのに、技術までアタシを見捨てるのか?」
だが、それが現実。 そもそもアタシに与えられたデバイスは、逮捕時に最新だったiPhone11。 これしかない。スマホ1台で社会復帰、それはあまりに厳しい戦いだ。しかし、新しい武器は高すぎる。 PC自体の更新を検討するが、結局どれがいいの?状態w。そもそも、アタシの知らん間に『Ryzen』なるCPUが幅を効かせている。インテルにしてもバージョンが多すぎて何を買えばいいのか?どれが得なのか?全くわからない。
よくわからんが、10万くらい払うと良き物が買えるということは確かだ。多分。それにしても、やはりどれを買えば良いのかは全く分からず、時間だけが過ぎていく。
ふと、アタシは閃く。
もう分からないから、タブレットでいいんじゃね?と。そして......
「ipad買うか!」とauで分割購入に挑戦――見事に審査落ち。 「新車のローンは通ったのに、キャリアごときに弾かれるのか!」 半笑いしつつ現実を噛みしめる。無い袖は振れない。
「なんか余ってない?」と長女に聞いたら、クローゼットの奥から出てきたのが―― Fujitsu LIFEBOOK君(約12年前製)。 この長女、今どきのゲーム配信者。だがハードには疎い。 どうやら学生時代に間違って買った“ゴミPC”が、そのまま押入れで眠っていたらしい。 ……いや待て。お前2年前に卒業したばっかりで、なんで12年前のLIFEBOOKを選んでんだ? オタク父として、ツッコミどころしかない。 とはいえ、貰ったものに文句を言うのは違う。 出所後の2ヶ月、何度もディスプレイを殴りかけたが、アタシは拳をおさえた。
じゃあ、この古びたDOS/V機・LIFEBOOK君を延命できないか? そこで登場したのが――ChromeOS Flex。
GPTのレコメンドで知った瞬間、思わず叫んだ。 「おぉぉ、ナイスレコメンド!!」 USB一本で延命できる? ならやってみようじゃないか。
検証環境:古参兵LIFEBOOK君のスペック
正直に言えば、アタシはこう思っていた。 「いけるんじゃね?」 「軽量OSでしょ? 何でも動くんでしょ?」 ――完全に間違った考えだった。 だが当時のアタシは本気でそう信じていた。 だからこそ、古参兵LIFEBOOK君を前線に送り出してしまったのだ。
◆実際にやってみた:USB作成&起動
Chromeの公式手順に従い、USBメモリを作成。
BIOSを開いてBoot Priorityを「USB HDD: KIOXIA」に切り替える。
ここで早速“だるさ”に直面した。
USB2.0で起動すると、タブ2枚開いただけでカクカク。 毎回F12から立ち上げ、しかも一発で認識しない。
F2でBIOSに入り直して再設定。
この時点で、「延命」は嘘だ。これは「禊(みそぎ)」だ。という気分になる。
この辺をケチらず、せめてUSB3.0対応でUSB起動をしているれば良かったのだと思う。ORZ...
とはいえChromeOS Flexのロゴが出た瞬間、思わず「おおおっ」と声が漏れた。 古い車に最新エンジンを積んだような高揚感――この瞬間だけは確かにあった。 ……その数分後、その高揚感は「地獄の釜の蓋」だと知るまでは。
◆使用感レビュー:イケる/普通/我慢
ここからが本番。古参兵LIFEBOOK君を戦場(インターネット)に送り込んでみた。
◆考察:軽量OS神話の崩壊
「軽量OSを入れれば古いPCも爆速化する」――そんな神話を信じたアタシ。 だが現実は違った。 CPU(E2-1800)とメモリ4GBがボトルネック。USB起動のI/O遅延も加わり、ChromeOS Flexの性能は完全に封印されていた。 つまり、軽量OSは万能ではない。古すぎる機体では逆にストレスが増す。
◆そして決意:Win10抹殺→ChromeOS直インストール
バックアップを取り、F12起動からChromeOSインストールを実行。
さようなら、Windowsさん。……驚くほど感慨がない。 ChromeOSはアッサリとインストール完了。
ログイン作業も前日に準備していたおかげでスムーズ。人は学習するのだ。
そもそも、携帯への認証だったりFace IDでの認証だったりと一昔前の、ID/PASS忘れたら詰みっていう地獄からの解放、「あぁ、世の中変わったな」と実感したw。
◆直インストール後:LIFEBOOK君、第二の人生
起動はWin10の約3分の1の速度。 爆速ではないが、少なくとも「早足」の速度には達した。 UIもスマホ的で直感的。クラウド主体のアタシにはむしろぴったりだった。
ブラウジング: 2タブなら快適。3〜4タブで我慢。USBのときは死んでたデュアルモニタも復活。
AI: ChatGPT → 重い。Gemini → 軽快。AIは1体ずつ雇うのがルールだ。
動画: Netflix/YouTubeはフルスクリーンだと苦しい。観るなら全集中。
マルチタスクは諦めろ。音声: なぜかスピーカー認識せず。META-Xスピーカーを有線接続して解決。
★最終結論:ChromeOSは老兵を救うか?
USB起動はザクⅠにシャアが乗ったようなもの。「ちょっと動きのいいザクⅠ」でしかなかった。 だがOS書き換え後は、ザクⅡにベテラン操縦士が乗るレベルに進化。 だが、間違ってもニュータイプを乗せてはいけない。ニュータイプにストレスケアが必要になる。
★まとめ
PCヘビーユーザーには向かない。
Win11が動かない機体の延命策としてはアリ。
WEB中心・クラウド利用派には十分使える。
そして何より――無料。
アタシも本命はiPad Airだったけど、正直こう思っている。 「これでいいんじゃね?」
Soundtrack while writing:森口博子「水の星へ愛をこめて」
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