アタシが敬愛してやまないアイツも言っていた
あのデスゲームの中で......多分
「どうして、痔が実装されているんだ!」と。
どーも、ベーさんです。
今日も今日とて社会戦線に異常ナシでありまする。
アタシのお尻は、もともと虚弱体質だった。
だが――拘置所も含めた5年半の受刑生活で、完全に崩壊したのである。
受刑者は基本、畳に座る。長時間。
「痔になりたい人のための修行」ってカリキュラムがあるんじゃね?ってくらいの環境だ。
◆座布団で運命が分かれる
座布団は自弁で買えばマシなやつが使える。
アタシはなぜか半年間、頑固に買わなかった。
理由?……その時のアタシに聞きたいw
結果、半年でケツが崩壊コース直行。
◆ついに事件は起きた
受刑1年目、配役されて働いていたある日――
就業中にドバァッと大出血!
同衆ざわつく!刑務官慌てる!
アタシ「……あ、来たな」と冷静。
お尻は完全に真っ赤。完全にサル。
「アタシ、今なら動物園デビューできるかも?」と思った。
◆医務の診察は雑すぎる
診察の結果、渡された薬は『強力ポステリザン』。
名前は勇ましい。「強力」の文字にアタシ、ちょっと期待。
結果――3年7カ月使っても全く改善せず。
むしろ悪化?w
「強力って何に対して?」と問い詰めたかった。
◆痔手術の闇
いよいよ「手術しろ」と言われたが、アタシは断った。
なぜなら、痔の手術帰りの受刑者を見ていたからだ!
彼は常におむつ。お尻から血を垂れ流し。
そして工場復帰もできず、「モタ工」と呼ばれるお年寄りと変人の巣窟に転業。
……未来の自分の姿が見えた気がして、背筋が凍った。
◆アタシの選んだ道
手術拒否 → 無視する戦法。
その後3年7カ月で大出血3回。
「よく頑張ったよな、アタシのお尻」って褒めてやりたい。
◆痔と刑務所の不思議な関係
ちなみに、痔の受刑者はめっちゃ多い。
アタシの知る限り、両手じゃ足りない。
果たしてこれは――
「刑務所あるある」なのか、「人類あるある」なのか?
どっちにしろ、アタシのケツは国家権力によって破壊された……そんな気がしてならない。
✨まとめ
痔は、受刑者の宿命である(たぶん)。
自由は奪われ、髪は坊主、そしてお尻まで崩壊。
刑務所とは、心も体も削られる場所だ。
……笑ってる場合じゃない?いや、笑うしかないんだよw
刑務所は健康が一番大切、切実に......
Soundtrack while writing:アイナ・ジ・エンド「革命道中-On The Way」
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