2025年10月4日土曜日

ログ0029 刑務所というところ 第5話 東京拘置所で教育係に遭遇...何それ?の件

 アタシの尊敬する、忍者の先生も言っていた。多分....


「人は皆、自分の器を知るべきだ、努力なんて、ただの幻想だ。」

……はい、尊敬しすぎて、それ以来アタシは一切努力してませんw

今日も今日とて社会戦線に異常ナシ。と、行きたいところですが――

さて、本題です。

「刑務所というところ」シリーズもようやく第5話
「刑務所」にまだ行きついていない事実、何ともまぁ、申し訳ねーっす。
そんだけ、刑務所に行くのは大変っつーことですw。


🏨 東京拘置所はまるでホテル?

4話最後に「東京拘置所はHOTEL!!」と叫んで終わりましたが、そこに触れておくと――。

東京拘置所、通称:東拘はとにかく綺麗だったのです。
単独室の畳は柔道場で使われる合成畳(←正式名称知らぬ)で、ダニとは無縁、多分。



千葉刑務所の畳はダニマミれ、ダニの巣窟。いつも腕、脚が猛烈な痒みに襲われていたものです涙。

この差にアタシの魂は震えた。

さらに、コロナ下ということもあり、移送直後から丸2週間は単独室での隔離。
千葉刑務所では約1年単独室だったのに、東拘では共同室とのこと。
とはいえ当時、軽い言語障害を引きずっていたアタシ。
共同室、ちゃんと話せるのか? 不安MAXで転室を迎えた。


🚪 教育部屋という罠

「いざ尋常に共同室へ!」と意気込んだが――

連れていかれたのは『教育部屋』

共同室に正式に移る前に、ここで“共同生活のシキタリ”を叩き込まれるらしい。
期間は半日~2日間。タイミング次第で長短あり。

ただ問題はこれ。
職員から説明ゼロで、いきなり放り込まれるシステム

そこで待っていたのは――
『教育係』と呼ばれる、やたらエラそうな未決収容者2名。                     ※なぜ未決が教育係なのか? 職員の手間を減らすためらしい。                          要するに“タダ働きインストラクター”システムwww。                   

同じ身分のくせに態度だけは職員級。
アタシ思う。

「コイツら、受刑者よりエラそうじゃね?」




🧽 教えられた“ルール”

教育部屋で叩き込まれるルールは以下。

  • 生活時間の守り方

  • 部屋の入り方・出方

  • 掃除の仕方

  • 食事の受け方

そして最大の衝撃が――トイレ掃除



そう、素手で和便器をゴシゴシいくのです。
もう一度言います。素手ゴシゴシいくのです!!( *´艸`)

さらに使用ルールも徹底。

  • 立ちション禁止(刑務所期間も継続)

  • 大きい方の時は「しゃがみます!」と宣言(これも継続)


  • 終わったら掃除+手作り消臭スプレーでパフパフ

……全部、エラそうな教育係から“講義”される。
いやいや、同じ未決だろ? なんでそんな上から?涙


🏢 東京拘置所の構造メモ

ちょっと予備知識。

東拘X字型に建てられていて、A~D棟に分かれる。
アタシが隔離されていたのはB棟4階、その後はD棟10階。

当時、このD10は「一番厳しい」と言われていて、刑務所に近い環境だと噂されていた。

教育係に選ばれると“ちょっとしたご褒美”がある、なんて噂もあったが、真偽は不明。


✨ 未来への伏線

この教育部屋で過ごした2日間。
アタシにとっては“エラそうな奴ら”としか思えなかった。


でも――ディスティニーは残酷にして奇妙。

「いやいや、人生どんなトランジットだよ」と心底思った。

だが、それはまた別の話。


📝 次回予告

次回、刑務所というところ 第6話 共同室→刑務所へ(仮)

いよいよアタシの「共同室デビュー」。
そして二審判決を経て、ついに“修行の場=刑務所”へ――。

内容は筆者の感想であり事実を保証するものではないので
悪しからずm(__)m


Soundtrack while writing:back number 「高嶺の花子さん」





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